2011年05月15日

ソムリエ試験対策講座 第七回 2011.5.15

第七回のテーマ「その他の国のワイン@」

「スペイン」

ぶどう栽培面積 世界第1位。

ワイン生産量 世界第3位。

ラ・マンチャ地方が47.3%を占める。

赤のイメージが強いが、白が46.5%に及ぶ。

栽培面積は、白ぶどうでは、アイレンがダントツ。

黒ぶどうは、2011年教本では、テンプラニーリョがダントツ。

      2010年教本では、ガルナッチャ・ティンタがダントツ。

たぶん、今年の資料が間違いだと思います??

そのスペインを代表する黒ぶどうのテンプラニーリョは、地方によって様々な呼び方(シノニム)があります。

リベラ・デル・ドゥエロでは、ティント・フィノもしくはティント・デル・パイス。

ラ・マンチャでは、センシベル。

カタルーニャでは、ウル・デ・リェブレ。

トロでは、ティンタ・デ・トロ。

マドリッドでは、ティンタ・デ・マドリッドとも呼ばれる。

ガルナッチャ・ティンタは、フランスでは、グルナッシュ。

カリニェーナは、別名マスエロ。フランスでは、カリニャン。

これらのシノニムは要チェックです。

1926年にリオハ地方が最初に原産地保護のため統制委員会を設立した。

国がワイン法を制定したのは1932年で、フランスの1935年より早い。

原産地呼称法は、2009年8月のEUワイン法改定に伴い変更になっているので、要チェック。

シェリー、カバ以外のVCIG、DO、DOCaの高級ワインは、330ℓ以内のオーク樽を使用したものに限り表示できる。

独自の熟成規定    赤              ロゼ・白

クリアンサ    24ヶ月(内、樽 6ヶ月)    18ヶ月(内、樽6ヶ月)

レゼルバ     36ヶ月(内、樽12ヶ月)    24ヶ月(内、樽6ヶ月)

グランレゼルバ  60ヶ月(内、樽18ヶ月)    48ヶ月(内、樽6ヶ月)


ワインの産地と特徴。

まず、カバ。

産地とぶどう品種が規定された、瓶内二次発酵で造られるスパークリングワイン。

滓抜きまで最低9ヶ月の熟成が義務付けられている。

シャンパーニュを見習って1872年から生産。

95%は、ペネデスを中心とするカタルーニャ州が占めています。

なかでもサン・サドゥルニ・ダ・ノヤでは80%が生産されています。

ぶどう品種は、マカベオ(=ビウラ)パレリャーダ、チャレッロが主体。

ロゼには、モナストレル、ガルナッチャ、トレパット、ピノ・ノワールの使用が認められている。

かつては、ピノ・ノワールはロゼに限定されていましたが、白にもOKになりました。

熟成表示には2つあり、レゼルバは、滓抜きまで15ヶ月以上。

グランレゼルバは、ブルット・ナトゥーレ、エクストラ・ブルット、ブルットの内、

30ヶ月以上ボトル替えをしていないものに認められ、ヴィンテージの明記が義務づけられている。

スペインでは、北部、地中海、内陸部、大西洋、南部の5地方に分かれています。

それぞれの産地がどの地方に属するのかチェックしましょう。

1.北部地方

海抜300〜700mに位置するリオハ。

首都マドリードの北北東約250kmの地点。

エブロ川の上流とその支流、オハ川の沿岸一帯。

3地区に分けられます。

リオハ・アルタは、コクと豊富な酸を持ち、熟成向きで上質である。

リオハ・アラベサは、若飲みタイプから熟成向きまで幅広い。

リオハ・バハは、地中海の影響を受け、アルコール度の高いロゼと赤ワインになる。

リオハは、赤、白、ロゼの各タイプが造られる。

全体の4分の3が赤である。

赤ワインのぶどう品種、テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロ、グラシアノなど。

白ワインのぶどう品種、ビウラ=マカベオ、ガルナッチャ・ブランカ、マルバシアなど。

他の北部地方は、ナバーラ、アリンサノ、プラド・デ・イラチェ、オタス・・・。

地区名ぐらいは覚えておきましょう。

2.地中海地方

重要なのは、プリオラト、ペネデスぐらいです。

プリオラトは、改革をすすめた「4人組」

ガルナッチャ・ティンタ、カリニェナにカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロをブレンドし、新しいスタイルのワインが造られます。

ペネデスは、カバ生産の中心地として有名であるが、スティルワインの生産も本格的になった。

白ぶどう品種は、チャレッロ、マカベオ、パレリャーダが中心。

他にシュナン・ブラン、ゲヴュルツトラミネル、モスカテル、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン。

黒ぶどう品種は、ピノ・ノワール、テンプラニーリョが中心。

他にカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、カリニェナ、ガルナッチャ・ティンタ、モナストレル。

3.内陸部地方

リベラ・デル・ドゥエロ、ラ・マンチャが有名。

ラ・マンチャでは、スペイン全体ノ50%が生産されている。

白のアイレンは、世界で最も栽培面積が多く、ラ・マンチャで全面的に栽培されている。

バルデペーニャスは、「石の谷」という意味でメセタの南端、シエラ・モレナ山脈の麓に位置する。

4.大西洋地方

リアス・バイシャスが有名。

白ワインが造られ、約96%はアルバリーニョ種。

樹勢の強さと多湿のため、棚式栽培が採られている。

5.南部地方

大半が酒精強化ワインで、へレス(シェリー)は世界的に有名。

ヘレス・デ・ラ・フロンテラ、サンルーカル・デ・バラメーダ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアの3つの町を結ぶ三角地帯が第1級のシェリーを産出する。

シェリーは英語名で、スペイン語ではビノ・デ・ヘレスという。

最低アルコール度数、フィノ、マンサニーリャは、15度以上。

          アモンティリャードは、16度以上。

          オロロソは、17度以上。

マンサニーリャは、サンルーカル・デ・バラメーダで熟成されるフィノタイプのワインのことをいう。

過去に出たところはこれぐらいですが、何地方がどこにあたるかと、各地方の産地名ぐらいは把握しておいてください。


「ポルトガル」

2008年のEUのワイン法の改定に伴い、DOP、IGP、Vinhoに品質分類される。

過去に出題されたのは、バイラーダぐらいです。

ポルト市の南方、生産量の83.6%は赤ワイン。

テージョ地方、リスボア地方ペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方といった地方名が出るくらいだと思います。

今年は「ソムリエ」だけが出題されます。


「オーストリア」

ホイリゲが有名。新酒を指すオーストリアの用語です。

歴史のところで、1784年、ヨーゼフ2世によって始められた。ということが出題された。

ドイツワインと似ているが、オーストリアでは、KMW糖度という原料用ぶどう果汁の測定法を用いている。

クヴァリテーツヴァインのカテゴリーに、単なるクヴァリテーツヴァインとカビネットの2つが属している。

クヴァリテーツヴァインは、KMW糖度が15度以上、補糖が許され、アルコール度数が9度以上。

カビネットは、KMW糖度が17度以上、補糖が許されておらず、残糖は9g/ℓを超えてはならない。

シュトローヴァイン、アウスブルッフという独自のカテゴリーがあることも覚えておいてください。

産地は、4つの地方に分けられ、16の限定栽培地域に細分化されている。

中で、過去に出題されたのは、ニーダーエスタライヒ州のヴァッハウ、シュタインフェーダー、フェーダーシュピール、スマラクト。

ウィーンのゲミシュター・サッツ。

ざっと教本を読んでおく程度でいいと思います。

今年は、「エキスパート」は出題されません。


「ハンガリー」

紀元前からぶどう栽培が行われていた。本格的なぶどう栽培はローマ人によって伝えられたといわれ、旧東欧圏の中にあっては最も古いワイン造りの歴史を持つ国です。

特に有名なのが、トカイ・アスーエッセンシア。世界3大貴腐ワインのひとつ。

アスーとは、糖密のような、シロップのようなの意味。

貴腐菌の付着したぶどうの粒を選別しワインを造る。

選別された果粒はプットニュと呼ばれる26kg入りの背負い桶で醸造所に運ばれます。

トカイ・ワインの品質区分と残糖分の表は、把握しておいたほうがいいと思います。

今年は「ソムリエ」だけ出題されます。


「スイス」「スロヴェニア」「クロアチア」「ブルガリア」は、今年は全呼称出題されません。


「ギリシャ」

主な栽培ぶどう品種の表を一通り目を通しておいてください。

品種と産地を問う問題が出そうな気がします。

2008年の新しいEUワイン法により、エピトラペジオス・イノスは、イノスに。


「アメリカ」

AVA アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリアズ

生産量 カリフォルニア州が全体の約90%

その中で、大規模なワイン生産者10社で約90%を占める。

歴史は、1769年、フランシスコ修道会の修道士達がミサに使用するワインを造り始めたのが始まり。

1920〜1933年まで、禁酒法が施行。よく出題されます。

ぶどう品種では、ソーヴィニヨン・ブラン = フュメ・ブランと呼ばれる。

ルビー・カベルネは、カベルネ・ソーヴィニヨン×カリニャンの交配種。

ワインの法律と品質分類では、産地名の表示 州名 75%以上 (カリフォルニア100%)

                     郡名 75%以上

                     AVA 85%以上

                     畑名 95%以上

              ぶどう品種名の表示 75%以上

        
              収穫年の表示 AVA以外 85%以上

                     AVA 95%以上

              醗酵の過程での糖分添加が禁止

              アルコール14%以上になる場合はその旨を明示

エステイト・ボトルドは、瓶詰をするワイナリーと葡萄園が同一のエリアに位置していなければならない。


カリフォルニア州

主要ぶどう品種は、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ジンファンデル


ノース・コーストのナパ・カウンティは、サン・パブロ湾から北西のセント・ヘレナ山まで、南北に約50キロ、東西の幅は最も広いところで約8キロ、最も狭いところで1.6キロの細長い地形。

最も南にあるロス・カーネロス。

1976年、パリで開催された比較ブラインド・テイスティングでナパのスタッグスリープ・ワインセラーズのカベルネ・ソーヴィニヨンと、シャトー・モンテリーナのシャルドネが、フランスの一流ワイナリーを抑えてそれぞれ一位となり、国際的に認知させた。


ソノマ・カウンティは、広い地域を包括。

セントラル・コーストは、サンフランシスコ・カウンティ南部から、太平洋岸にそってサンタ・バーバラまでの南北約400km。

2011年教本 P415 サンタ・バーバラ・カウンティ

新AVAハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ 2009年認定。 要チェック。


セントラル・ヴァレーは、海岸山脈とシェラ・ネバダ山脈の間にあり、カリフォルニアのワイン用のぶどうの約70%を産出。


ノースウエストのワシントン州は、全米2位。

夏の日照時間がカリフォルニアより約2時間長い。

昼夜の気温差が大きいため、酸がしっかりとして風味の豊かなバランスの良いワインが生まれる。

カスケード山脈の西側は、穏やかでやや湿度が高い海洋性気候。

        東側は、暑く乾燥した大陸性気候。
            ワシントン州最大のAVAコロンビア・ヴァレーがある。

ぶどう品種は、白ワイン用52%、赤ワイン用48%

ヤキマ・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレー、コロンビア・ヴァレー、ピュージェット・サウンド、レッド・マウンテンなどがある。

2009年認定、スナイプス・マウンテン、レーク・シェランは要チェック。


オレゴン州

ピノ・ノワールが中心的品種。

品種表示 最低90%  ヴィンテージ表示 最低95%  産地名表示 最低95%

ウィラメット・ヴァレーは、オレゴン最大規模。

コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーは、ワシントン州と一部重複している。


ニューヨーク州

17世紀中頃オランダ人によってマンハッタン島に初めてぶどうが植えられた。


ワイン指定栽培地域AVAの表で、AVAがどの郡にあるのか覚えましょう。少なくとも過去に出題されたものは完璧に。


「カナダ」

ぶどう品種 ヴィダルは、ユニ・ブランとセイベル4986の交配種。

ワイン産地 オンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州の位置関係を覚えておくこと。


「アルゼンチン」

アンデス山脈の東部、南緯22〜42度に位置。

1569〜1589年の間にメンドーサとサン・ファンでぶどう栽培が始まった。

標高300〜2,400m、平均900mの高い位置に畑がある。

雨が少なく乾燥しているので病気のない健全なぶどうが育つ。

ぶどう品種は、マルベック。世界的に評価を受けている。

       クリオージャ・チカ = パイス = ミッション

ワインの法律 デノミナシオン・デ・オリヘン
       
       ルハン・デ・クージョ、サン・ラファエル、バジェス・デ・ファマティナ

ワイン産地 メンドーサは、最も重要な産地。

             総生産の70〜75%、赤ワイン用ぶどう47%を占める。


「チリ」

1818年、スペインから独立。

黒ぶどう 約76%  白ぶどう 約24%

輸出量の51%はヨーロッパ向け、22%がアメリカ、カナダ、15%がラテンアメリカ。

ワインに関する法的規制は、農業保護庁農牧局SAGが管理。

メルロと混同されていた品種 カルメネーレ

ワインの法律と品質分類 DO 原産地表示 75%以上

ワインの産地 リージョン、サブリージョン、ゾーンの表を覚える。

       特に、セントラル・ヴァレーは、マ、ラ、ク、マ の順に並ぶというところまで。



どの国も過去問ぐらいはちゃんと解けるようにしてください。

時間があれば、教本を読むこと。文章がそのまま出ます。



座学の後には、毎回本番と同じスタイルでデギュスタシオン(ティスティング)を行います。

白2種類、赤1種類、その他(スティルワイン以外のアルコール飲料)1種類です。

ワインのデギュスタシオンは、そんなに沢山のワインを飲まなくても、またそんなに高いワインを飲まなくてもできるようになります。

(そんなに高いワインは出しません。)

今回は、@フランスのミュスカデ 06
 
    A日本のシャルドネ 09

    B日本のメルロ 08 の3種類をティスティングしました。


3本のワインそれぞれ @外観 A香り B味わい Cアルコール度数 Dぶどう品種 

           E収穫年 F生産国G相性の良い料理 をD以外は選択肢より選びます。

最近、Dも選択肢より選ばせているようです。

@・A・Bは選択肢の中から選ぶ数が決められており、それより多く選ぶと0点になります。

その他のアルコール飲料は、過去に出題された予想できるものを順番に出します。

今回は、コニャックをティスティングしていただきました。

@主原料 A生産国 B銘柄 が5択で問われます。

答えは、@ぶどう Aフランス Bコニャック です。

完璧に対策するのは大変です。

100点中3点なので費用対効果が合わないので捨ててもいいのですが、捨てすぎると点数がなくなるので、毎回1種類ずつやります。

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2011年04月17日

ソムリエ試験対策講座 第六回 2011.4.17

第六回のテーマ「イタリアワイン」


イタリアですが、2010年の教本の内容から、充実と言うか本格的と言うかかなりマニアックな内容で紙面もたくさん取られています。

過去問だけにとらわれず、特に各州の解説は一読以上しておいたほうがよいでしょう。

まずイタリアのワイン生産量ですが、約4500万hlです。(2011年教本)

フランスも同じくらいで、世界の合計は約2億6千万hlです。

単位まで言えるようにしましょう。

イタリアのワインの法的規制のはしりはトスカーナ大公国のコジモ3世が1716年に自国の著名なワインをマガイモノから護るためにキアンティ、カルミニャーノ、ポミーノなどの生産地の線引きをしたのが始まりです。これ、よく出ています。

ワインの格付けは3段階になっていて、地理的表示のあるワインにはDOPとIGP、地理的表示のないワインにはヴィーノがあります。

IGPはワインの85%がその土地で造られたものであると定義されています。

DOPにはDOCとDOCGががあり、DOCからDOCGへの昇格条件もよく出題されましたが、DOCGなどの旧表示は2010年末までということです。

2011年教本 P245

DOCからDOCGへの昇格条件 10年 要チェック。


ワインの風味表示は、数字までチェックしておきましょう。

Secco(辛口) 0〜4g/ℓ ワインを飲んだ後口の中がさっぱりしている状態ではAsciutto 、  Abboccate(薄甘口)4〜12g/ℓ = Semi Seco 、  Amabile(中甘口)12〜45g/ℓ 、 Dolce(甘口)45g/ℓ以上 = Cannellino(フラスカーティ)

2009年の州別ワイン生産量の上位は、1位 ヴェネト 2位 エミーリア・ロマーニャ 、3位 シチーリア 、4位 プーリア 5位 トスカーナ 2011年の教本で最新のものを必ずチェックしましょう。

ワイン用語とその解説については、過去問にあるものは必ず覚える、それ以外のものは少なくとも何回か眺めておきましょう。

イタリアでは、行政上の20の州がそのままワイン生産地域になっています。

どの場所にどの州があるかを、覚えましょう。

北部の州では、アルプス山脈の影響を受け、真ん中にアペニーニ山脈が走ります。

そして3方、向かって右(東から)アドリア、イオニア、ティレニア海 (ア・イ・テの順)に囲まれています。

エミーリア・ロマーニャ州はアドリア海にのみ面しており、ティレニア海には面していません。

うんちの形をした(笑)ウンブリア州は、唯一海に面していません。

土踏まずの部分のバジリカータ州はイオニア海だけでなく、ティレニア海にも面しています。


イタリアはまず、DOCG一覧表を全部覚えるに尽きます。

2011年教本 P272〜273

44から56に。増えた12のDOCG 要チェック。


DOCは重要なものだけは覚えましょう。

まずは、ヴァッレ・ダオスタ州。

DOCGはなく、有名なDOCもありません。

2010年度の教本から各州の解説がマニァックに長くなっており、この州の解説からも出題されています。

「山の足」という意味のピエモンテ州。

DOCGでは、ネッビオーロ種から、バローロ、バルバレスコ、ガッティナーラ、ゲンメ、ロエーロ(赤)

バルベーラ種から、バルベーラ・ダスティ、バルベーラ・デル・モンフェッラート・スペリオーレ

モスカート・ビアンコ種から、アスティ・スプマンテとモスカート・ダスティと合わせて、アスティ

ブラケット種から、ブラケット・ダックイ/アックイ

ドルチェット種から、ドルチェット・ディ・ドリアヘニ・スペリオーレ/ドリアーニ、ドルチェット・ディ・オヴァーダ・スペリオーレ

コルテーゼ種からは唯一白のみの、ガーヴィ/コルテーゼ・ディ・ガーヴィ、があります。

バルベーラ・デル・モンフェラート、ドルチェット・ダックイ、バルベーラ・ダルバ、ネッビオーロ・ダルバ、ドルチェット・ダルバ、はDOCです。

リグーリア州です。

ユネスコの世界文化遺産に指定されている、海に迫る断崖に上に家々とぶどう畑が連なるチンクエ・テッレ地区の、DOCチンクエ・テッレが有名です。

ロンバルディーア州です。

発泡性ワインでは、シャルドネ、ピノ・ネーロ種から瓶内二次醗酵のDOCGフランチャコルタ

2007年にDOCGに昇格した、ピノ・ネーロ種から瓶内二次醗酵のオルトレポー・パヴェーゼ・メトー・ド・クラシコがあります。

ネッビオーロから、ヴァルテリーナはDOCで、ヴァルテリーナ・スペリオーレとそのリゼルヴァはDOCG、さらに陰干ししたぶどうで造るアルコール度が14度以上のスフォルツァート・ディ・ヴァルテリーナは、DOCGです。

半乾燥させたモスカート種よりアルコール度が17度以上の甘口赤ワインのDOCGモスカート・ディ・スカンゾがあります。

トレンティーノ・アルト・アディジュ州には、DOCGはありませんし、特に覚えるべきDOCもないのですが、2007年にスプマンテのDOCトレントが選択肢で出題されています。

2008年のワイン生産量が1位のヴェネト州です。

赤では、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ種などから造るバルドリーノ、ヴァルポリツェッラ、白では、ガルガーネガ種からソアーヴェが造られ、DOCです。

バルドリーノは、ロンバルディアのヴァルテリーナと混同しないようにしましょう。

ぶどう品種の違いもチェックしましょう。

そして、バルドリーノ・スペリオーレ/バルドリーノ・クラシッコ・スペリオーレは、DOCGです。

DOCヴァルポリツェッラには、ぶどうを陰干しして糖度を高めて造る甘口のレチョート・デッラ・ヴァルポリツェツラと、辛口のアマローネ・デッラ・ヴァルポリツェッラがありますが、なぜかアマローネは甘くなく辛口です。

ソアーヴェとそのクラシコはDOCですが、甘口のレチョート・ディ・ソアーヴェと、ソアーヴェ・クラシコ・スペリオーレは、DOCGです。

ガルガーネガ種から、甘口白のDOCGレチョート・ディ・ガンベッラーラもあります。

2009年にDOCGに昇格したプロセッコ種から造られる発泡性の白、コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコと、コッリ・アゾラーニ・プロセッコ/アゾーロ・プロセッヒコがあります。

フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州です。

ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ種から造るラマンドロと、ピコリット種からコッリ・オリエンターリ・フリウーリ・ピコリットという2つDOCG極甘口白ワインが有名です。

エミーリア・ロマーニャ州の唯一のDOCGは、白ぶどうで造る白ワインのアルバーナ・ディ・ロマーニャです。

赤の弱発泡の、DOCランブルスコ・ディ・ソルバーラが有名です。

中部イタリア、トスカーナ州です。

赤のDOCGは、すべてサンジョヴェーゼ主体です。

キャンティ、キャンティ・クラシコ、モッレリーノ・ディ・スカンサーノ、カルミニャーノです。

サンジョヴェーゼのクローンのブルネッロから、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。

プルニョーロ・ジェンティーレから、ヴィーノ・ノビレ・モンテプルチャーノ。

白で唯一のDOCGは、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノで、これは1966年のDOC第1号です。

DOCでは、ポミーノとボルゲリ、ボルゲリ・サッシカイアをチェックしておきましょう。

ヴィン・サントという、陰干ししたぶどうで造ったワインを小樽で熟成させた白ワインがあります。

地図で確認してください。うんちの形(笑)のウンブリア州。

唯一、海に面していません。

新DOCGはなく、赤のDOCGが2つだけです。

サグランティーノ種から、モンテファルコ・サグランティーノ。

サンジョヴェーゼ主体のトルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァです。

この州の代表的なワインは、白のDOCオルヴィエート。

主品種がプロカニコからグレケットに戻りました。

マルケ州は、2010年認定の2つが加わりDOCGは4つになりました。

もとからあったのは、ベルナッチャ・ネーラ主体の赤のスプマンテのヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ。

モンテプルチャーノ主体の赤のコーネロ。

そしてあらたに、ヴェルディッキオ主体の白、カステッリ・ディ・イエージ・ヴェルディッキオ・リゼルヴァとヴェルディッキオ・ディ・マテリカ・リゼルヴァが認定されました。

州都がローマのラツィオ州。

新DOCGはなく、唯一赤のDOCGチェザネーゼ・デル・ピリオ。

白ワインの代表は、トレッビアーノ・トスカーノ主体のDOCエスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ。辛口、うす甘口、中甘口があります。

マルヴァージア・ビアンカ・ディ・カンディア主体のフラスカーティ。

辛口、うす甘口、中甘口、甘口があり、甘口はドルチェと言わず、カッネッリーノという。

アブルッツォ州は、新DOCGはありません。

唯一赤のDOCGモンテプルチャーノ・ダブルッツオ・コッリーノ・テラマーネ。

DOCは、赤のモンテプルチャーノ・ダブルッツオ、白のトレッビアーノ・ダブルッツオをチェック。

モリーゼ州は、DOCGはなく、特にチェックする事柄はありません。

南イタリア、カンパーニア州。

新DOCGはなく、白のDOCGが2つ。

フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、グレーコ・ディ・トゥーフォ。

赤では、アリアーニコ種から造るタウラージ。

かかとの部分のプーリア州。

DOCGはなく、DOCカステル・デル・モンテが有名。

土踏まずの部分のバジリカータ州。

イオニア海とティレニア海の2つの海に面しています。

新たに、DOCGアリアーニコ・デル・ヴルトゥーレ・スペリオーレが認定。

地中海最大の島、20州中最大の州のシチリア州。

新DOCGはなく、唯一のDOCGチェラスオーロ・ディ・ヴィットリア。

DOCのアルカモ、モスカート・ディ・パンテッレリーヤをチェック。

ヨーロッパ4大アルコール強化ワインのマルサーラが有名。

最後は、サルディーニャ州。

新DOCGはなく、唯一のDOCG、白のヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ。

聖女ジュスティーナの涙から生まれたと伝えられるDOCヴェルナッチャ・ディ・オリスターノが有名。



座学の後には、毎回本番と同じスタイルでデギュスタシオン(ティスティング)を行います。

白1種類、赤2種類、その他(スティルワイン以外のアルコール飲料)1種類です。

ワインのデギュスタシオンは、そんなに沢山のワインを飲まなくても、またそんなに高いワインを飲まなくてもできるようになります。

(そんなに高いワインは出しません。)

今回は、@アメリカのソーヴィニヨン・ブラン 07
 
    Aドイツのシュペートブルグンダー 07

    Bイタリアのバルベラ 07 の3種類をティスティングしました。


3本のワインそれぞれ @外観 A香り B味わい Cアルコール度数 Dぶどう品種 

           E収穫年 F生産国G相性の良い料理 をD以外は選択肢より選びます。

最近、Dも選択肢より選ばせているようです。

@・A・Bは選択肢の中から選ぶ数が決められており、それより多く選ぶと0点になります。

その他のアルコール飲料は、過去に出題された予想できるものを順番に出します。

今回は、ラムをティスティングしていただきました。

@主原料 A生産国 B銘柄 が5択で問われます。

答えは、@さとうきび Aプエルトリコ Bラム です。

これは飲んだことがないと判りませんが、原料由来の甘さを感じました。

完璧に対策するのは大変です。

100点中3点なので費用対効果が合わないので捨ててもいいのですが、捨てすぎると点数がなくなるので、毎回1種類ずつやります。

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2011年03月20日

ソムリエ試験対策講座 第五回 2011.3

第五回のテーマ 「ドイツワイン」


ドイツです。

昨年あたりからドイツの出題数が激減していたのですが、今年のソムリエには一問も出ません。

今年は、アドバイザーとエキスパートだけです。

ドイツワインと言えば白の甘口のイメージが強すぎますが、2008年で64%が白用品種、36%が赤用です。

そして、64%が辛口、36%が甘口です。

歴史もこれまでちょこちょこ出題されていましたが、ざっと教本を読んでおきましょう。

白ぶどうで最も栽培面積の広いのはリースリング、黒ぶどうはシュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)です。

交配品種も、主要なものくらいはチェックしておきましょう。

白では、ミュラー・トゥルガウ=リヴァーナー=リースリング×グートエーデル、ケルナー=トロリンガー×リースリング、ショイレーベ=シルヴァナー×リースリング。

黒では、ドルンフェルダー=ヘルフェンシュタイナー×ヘロルドレーベ、ドミーナ=ポルトギーザー×シュペートブルグンダー。

交配以外には、シノニムもチェックしておきましょう。

白では、グラウブルグンダー=ルーレンダー=ピノ・グリ、ヴァイスブルグンダー=ピノ・ブラン、グートエーデル=シャスラ。

黒では、レンベルガー=ブラウフレンキッシュ。

13の限定生産地域は、地図上の場所をも含めて覚えましょう。

ドイツではさらにベライヒ(地区)に、さらにグロスラーゲ(統合畑)、アインツェルラーゲ(単一畑)に分れます。

ドイツでは、4つの品質分類に分かれます。

1、ドイチャー・ターフェルヴァイン、最低アルコールは8.5度以上です。

2、ドイチャー・ラントヴァイン、トロッケン(辛口)またはハルプトロッケン(半辛口)に限ります。

このタイプはまだ見たことがありません。

3、QbA、最低アルコールは7度以上、公的検査番号の表示義務、単一品種の表示は85%以上で2品種の時は多い品種から記載、3品種以上は表示不可です。

公的検査番号の最後の2桁は、収穫年ではなく検査年です。

4、プレディカーツヴァイン、さらに収穫時のぶどう糖度により、カビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼ(ここまではアルコール度7度以上)、ベーレンアウスレーゼ、アイスヴァイン、トロッケンベーレンアウスレーゼ(ここまでは5.5度以上)の6つに格付けされます。

法定13地域内の1地域(ベライヒ)に限定されたぶどうを使用、補糖禁止、公的検査番号の表示義務があります。

2000年のヴィンテージから始まった辛口の新しい品質等級、クラシックとセレクションですが、年々教本の掲載が少なくなってきています。

昨年のドイツの出題といえば、ベライヒ、村、畑が中心で、ドイツを勉強する上で一番いやなところです。

過去問に出たところくらいはチェックして覚えましょう。

その作業は各自でお願いします。

まず、栽培面積が13の地域の中でトップはラインヘッセンです。

2位は、ファルツです。

3位は、バーデンで、シュペートブルグンダーの比率が36.8%でトップです。

4位は、ヴュルテムベルぐで、ネッカー川とその支流の両岸に広がり、ドイツ最大の赤ワイン産地です。

5位は、モーゼルで、ザール地区のヴィルティンゲン村にシャルツホーフベルグと言うオルツタイラーゲがあります。

オルツタイラーゲはラインガウの4つと合わせて、合計5つだけで、村名を併記せずに畑名だけで表記されます。

6位は、フランケンで、QbA以上はボックスボイテルと呼ばれる袋状の丸い扁平瓶に詰められます。

7位は、ナーエです。

8位は、ラインガウです。

オルツタイラーゲは、ヨハニスベルク村のシュロス・ヨハニスベルグ、ヴィンケル村のシュロス・フォルラーツ、エストリッヒ村のシュロス・ライヒャルツハウゼン、ハッテンハイム村のシュタインベルクがあります。

エルバッハ村のマルコブルンはソムリエ協会が大好きなのか、しょっちゅう出題されていますね。

9位は、ザーレ・ウンストルートで、ザクセンと共に旧東ドイツです。

10位は、アールで、赤ワインの比率は86%でトップです。

11位はザクセン、12位はミッテルライン、13位はヘシッシェ・ベルクシュトラーセと続きます。

特定の地域で単一品種から造られたロゼワインをヴァイスヘルプストと言います。

これが認められている地域は、アール、ラインガウ、バーデン、フランケン、ラインヘッセン、ファルツ、ヴュルテムベルグです。

覚えにくいときは、認められていないモーゼル、ナーエ、ミッテルライン、ザーレ、ザクセンを覚えるほうが、なるほどといった感じです。

1910年に設立されたVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)の品質基準の最高級クラスの区画をエアステ・ラーゲと言います。

エアステラーゲの区画から収穫され一定の基準を満たせば、ラインガウ地域の辛口はエアステス・ゲヴェックス、その他の地域の辛口はグローセス・ゲヴェックスです。

収穫年内に提供されるラントヴァインをデア・ノイエと言います。

11月1日販売開始、ヴィンテージの表示義務があり、ぶどう品種の表示は可です。

ドイツワイン用語で、エアツォイガーアップフュリングは生産者元詰め、グーツアップフュリングは醸造所元詰めです。

濁音から始まる「グーツアップ」は濁音から始まる「醸造所(じょうぞうしょ)」です。

ページ数こそたくさん割かれているドイツワインですが、出題数は少ないでしょう。その割にたくさんの内容になってしまいました。



座学の後には、毎回本番と同じスタイルでデギュスタシオン(ティスティング)を行います。

白1種類、赤2種類、その他(スティルワイン以外のアルコール飲料)1種類です。

ワインのデギュスタシオンは、そんなに沢山のワインを飲まなくても、またそんなに高いワインを飲まなくてもできるようになります。

(そんなに高いワインは出しません。)

今回は、@オーストリーのグリューナー・フェルトリナー 09 

    Aオーストラリアのシラーズ 08

    Bフランスのシラー 06 の3種類をティスティングしました。


3本のワインそれぞれ @外観 A香り B味わい Cアルコール度数 Dぶどう品種 

           E収穫年 F生産国G相性の良い料理 をD以外は選択肢より選びます。

最近、Dも選択肢より選ばせているようです。

@・A・Bは選択肢の中から選ぶ数が決められており、それより多く選ぶと0点になります。

その他のアルコール飲料は、過去に出題された予想できるものを順番に出します。

今回は、シェリーをティスティングしていただきました。

@主原料 A生産国 B銘柄 が5択で問われます。

答えは、@ぶどう Aスペイン Bシェリー です。

これは飲んだことがないと判りませんが、おなじみのティオペペでした。

完璧に対策するのは大変です。

100点中3点なので費用対効果が合わないので捨ててもいいのですが、捨てすぎると点数がなくなるので、毎回1種類ずつやります。

003.JPG



現地買い付けワインのお店「たけや」http://takeya.ocnk.net/
posted by たあた at 19:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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