2011年03月20日

ソムリエ試験対策講座 第五回 2011.3

第五回のテーマ 「ドイツワイン」


ドイツです。

昨年あたりからドイツの出題数が激減していたのですが、今年のソムリエには一問も出ません。

今年は、アドバイザーとエキスパートだけです。

ドイツワインと言えば白の甘口のイメージが強すぎますが、2008年で64%が白用品種、36%が赤用です。

そして、64%が辛口、36%が甘口です。

歴史もこれまでちょこちょこ出題されていましたが、ざっと教本を読んでおきましょう。

白ぶどうで最も栽培面積の広いのはリースリング、黒ぶどうはシュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)です。

交配品種も、主要なものくらいはチェックしておきましょう。

白では、ミュラー・トゥルガウ=リヴァーナー=リースリング×グートエーデル、ケルナー=トロリンガー×リースリング、ショイレーベ=シルヴァナー×リースリング。

黒では、ドルンフェルダー=ヘルフェンシュタイナー×ヘロルドレーベ、ドミーナ=ポルトギーザー×シュペートブルグンダー。

交配以外には、シノニムもチェックしておきましょう。

白では、グラウブルグンダー=ルーレンダー=ピノ・グリ、ヴァイスブルグンダー=ピノ・ブラン、グートエーデル=シャスラ。

黒では、レンベルガー=ブラウフレンキッシュ。

13の限定生産地域は、地図上の場所をも含めて覚えましょう。

ドイツではさらにベライヒ(地区)に、さらにグロスラーゲ(統合畑)、アインツェルラーゲ(単一畑)に分れます。

ドイツでは、4つの品質分類に分かれます。

1、ドイチャー・ターフェルヴァイン、最低アルコールは8.5度以上です。

2、ドイチャー・ラントヴァイン、トロッケン(辛口)またはハルプトロッケン(半辛口)に限ります。

このタイプはまだ見たことがありません。

3、QbA、最低アルコールは7度以上、公的検査番号の表示義務、単一品種の表示は85%以上で2品種の時は多い品種から記載、3品種以上は表示不可です。

公的検査番号の最後の2桁は、収穫年ではなく検査年です。

4、プレディカーツヴァイン、さらに収穫時のぶどう糖度により、カビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼ(ここまではアルコール度7度以上)、ベーレンアウスレーゼ、アイスヴァイン、トロッケンベーレンアウスレーゼ(ここまでは5.5度以上)の6つに格付けされます。

法定13地域内の1地域(ベライヒ)に限定されたぶどうを使用、補糖禁止、公的検査番号の表示義務があります。

2000年のヴィンテージから始まった辛口の新しい品質等級、クラシックとセレクションですが、年々教本の掲載が少なくなってきています。

昨年のドイツの出題といえば、ベライヒ、村、畑が中心で、ドイツを勉強する上で一番いやなところです。

過去問に出たところくらいはチェックして覚えましょう。

その作業は各自でお願いします。

まず、栽培面積が13の地域の中でトップはラインヘッセンです。

2位は、ファルツです。

3位は、バーデンで、シュペートブルグンダーの比率が36.8%でトップです。

4位は、ヴュルテムベルぐで、ネッカー川とその支流の両岸に広がり、ドイツ最大の赤ワイン産地です。

5位は、モーゼルで、ザール地区のヴィルティンゲン村にシャルツホーフベルグと言うオルツタイラーゲがあります。

オルツタイラーゲはラインガウの4つと合わせて、合計5つだけで、村名を併記せずに畑名だけで表記されます。

6位は、フランケンで、QbA以上はボックスボイテルと呼ばれる袋状の丸い扁平瓶に詰められます。

7位は、ナーエです。

8位は、ラインガウです。

オルツタイラーゲは、ヨハニスベルク村のシュロス・ヨハニスベルグ、ヴィンケル村のシュロス・フォルラーツ、エストリッヒ村のシュロス・ライヒャルツハウゼン、ハッテンハイム村のシュタインベルクがあります。

エルバッハ村のマルコブルンはソムリエ協会が大好きなのか、しょっちゅう出題されていますね。

9位は、ザーレ・ウンストルートで、ザクセンと共に旧東ドイツです。

10位は、アールで、赤ワインの比率は86%でトップです。

11位はザクセン、12位はミッテルライン、13位はヘシッシェ・ベルクシュトラーセと続きます。

特定の地域で単一品種から造られたロゼワインをヴァイスヘルプストと言います。

これが認められている地域は、アール、ラインガウ、バーデン、フランケン、ラインヘッセン、ファルツ、ヴュルテムベルグです。

覚えにくいときは、認められていないモーゼル、ナーエ、ミッテルライン、ザーレ、ザクセンを覚えるほうが、なるほどといった感じです。

1910年に設立されたVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)の品質基準の最高級クラスの区画をエアステ・ラーゲと言います。

エアステラーゲの区画から収穫され一定の基準を満たせば、ラインガウ地域の辛口はエアステス・ゲヴェックス、その他の地域の辛口はグローセス・ゲヴェックスです。

収穫年内に提供されるラントヴァインをデア・ノイエと言います。

11月1日販売開始、ヴィンテージの表示義務があり、ぶどう品種の表示は可です。

ドイツワイン用語で、エアツォイガーアップフュリングは生産者元詰め、グーツアップフュリングは醸造所元詰めです。

濁音から始まる「グーツアップ」は濁音から始まる「醸造所(じょうぞうしょ)」です。

ページ数こそたくさん割かれているドイツワインですが、出題数は少ないでしょう。その割にたくさんの内容になってしまいました。



座学の後には、毎回本番と同じスタイルでデギュスタシオン(ティスティング)を行います。

白1種類、赤2種類、その他(スティルワイン以外のアルコール飲料)1種類です。

ワインのデギュスタシオンは、そんなに沢山のワインを飲まなくても、またそんなに高いワインを飲まなくてもできるようになります。

(そんなに高いワインは出しません。)

今回は、@オーストリーのグリューナー・フェルトリナー 09 

    Aオーストラリアのシラーズ 08

    Bフランスのシラー 06 の3種類をティスティングしました。


3本のワインそれぞれ @外観 A香り B味わい Cアルコール度数 Dぶどう品種 

           E収穫年 F生産国G相性の良い料理 をD以外は選択肢より選びます。

最近、Dも選択肢より選ばせているようです。

@・A・Bは選択肢の中から選ぶ数が決められており、それより多く選ぶと0点になります。

その他のアルコール飲料は、過去に出題された予想できるものを順番に出します。

今回は、シェリーをティスティングしていただきました。

@主原料 A生産国 B銘柄 が5択で問われます。

答えは、@ぶどう Aスペイン Bシェリー です。

これは飲んだことがないと判りませんが、おなじみのティオペペでした。

完璧に対策するのは大変です。

100点中3点なので費用対効果が合わないので捨ててもいいのですが、捨てすぎると点数がなくなるので、毎回1種類ずつやります。

003.JPG



現地買い付けワインのお店「たけや」http://takeya.ocnk.net/
posted by たあた at 19:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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